2008年06月14日

SOUND ACTION MOVEMENT参加について、ちょっと補足

SOUND ACTION MOVEMENT.JPG

7月5日の参加について、ちょっと補足した方がいいように思ったので
何か書いてみたいと思います。

正直言って、いちばん最初にこの話を聞いた時は
ぜんぜんピンと来ませんでした。

反G8だって?話がでかすぎるよ。
そんな、集まって音楽やって騒いで、どうなるんだ?
何かを変えたかったら一人で戦うしかねえよ。

それに、世界中からむしり取ったもので肥え太って来たのは、
他の誰でもなく、まさにこの、俺たちなのに。

内心そんな風に思ってしまった。

自分はとにかくその内容に関らず、民衆運動的なものが全部イヤなんだ。
「集団の高ぶり」みたいなものを、まったく信じられない。
嘘と幻にまみれているように感じてしまう。
ムーブメント以前に、ちょっとした飲み会すら苦手。。。
これは理屈ばかりじゃなくて、生理的な部分も大きい。 性格というか。
だから何かモノが言いたかったら911FANTASIAみたいな形にならざるを得ない。
一人でしこしこ宅録作業。。

お誘いをくれたIさんは
「アメリカの一国支配を批判した911FANTASIAはイベントの趣旨にぴったりなんです」
みたいな感じの事をおっしゃっていたと思う。
その時自分はライブ演奏の直後で、気持ちが跳ねちゃってて、うろ覚えなんだけど。。

Iさんが僕の作品を真剣に受け止めて下さってることや
思い入れの深いイベントに(七尾を)呼びたいと思ってくれたことは凄く嬉しかったが、
やっぱり違和感もあった。

拙作911FANTASIAはどこかの誰かを非難したものではなくて、
自分自身を非難したものだから。

ファンタジー産業の末端に身を置きながら、何一つ大した事は出来なかった。
90年代、そして9.11を境にやってきた21世紀。
よくないことにまみれていたが、
何一つ大した事は出来ず、息絶え絶えで歩いただけだった。
自分には音楽を夢見る資格が無いような気がしていた。
911FANTASIAの制作動機は、そこに対する個人的な落とし前というか。。

「自分にものを作り続けていく資格があるか、もはやよくわからないから、
 この制作を通して確かめてみるんです」というような感じのたわ言を、
舞踏家の七変化菊池さんに、電話で一度聞いてもらったなぁ。
(多謝。すみませんでした)

なんか、どうしようもない独りよがりかもしれないけど、やっぱ必死で作ってたよ!

少なくともそれはパックスアメリカーナ
(米国による一国支配体制)を非難したものではなかった。
その、ある意味安定した秩序が
かき消えてしまった後の光景を思い描くとこから始まった。
21世紀初頭、
それまで数十年間続いた覇権に小さいが深い亀裂を入れたあの911テロ以降
確実に衰弱を続ける米国が
(2008、オバマVSヒラリーのようなエンタメを演じながらも
 ゆっくりと衰弱を続けてきたあの国が)
近い将来、経済的、軍事的に崩れ落ちた場合どうなるのか?
中国やロシアはどんどん力をつけて行ってる。

その場合、日本は確実に「戦争できる国」へと回帰するが、その時に、
というかその前に、そうなる前に、「ポップカルチャーはまだ有効」か、
そして、日本は、本当の意味で自立し、独自のポップカルチャーを達成できるか?
なんていうと話が大きくなりすぎちゃってイヤだけど、
日本つーか俺、
そう、「俺」は、21世紀を生きる一人の人間として、どこに進んだらええんや?
子や孫が出来た場合、現状をどう伝えたらいい?
しかも俺は歌手なんだよ!
 (音波に逃げ込めない。言語にも常にかかわらざるを得ない。
  歌詞からは絶対に、未来永劫逃れられない!)
おれはいったい、何を歌ったらいいんだ????????????

実際に戦争を体験したお爺ちゃんたちが老衰でどんどん亡くなっていって、
それに反比例するかのようにおかしな大人たちが増えていくのも気になってた。
「戦争の種子」を色濃く抱えた大人たち。
戦争状態への憧れを潜在的に抱えた大人たち。

正直僕の中にも90年代からずっと「戦争の種子」があった。
それを無理やり一言で言えば、こうなる。
「日本が軍事化したほうが
(致命的とも思われる)現状の文化的煮つまりから脱するのでは?」

しかしその後、世界中の紛争地域のPOPSなどを聴きまくって研究したが
戦争が起き極限状態に置かれたからといって
人間が成長し文化が成熟し、、、、、、簡単に言えば
「戦争が起きたら音楽がもう一度面白くなる」という事実は一切なかった!
当たり前か!
笑ってください。。。本気でそう考えた時期もあった。
本当にアホだった。
10代の僕はこの他にもたくさんカンチガイをしていた。
「このまま不況がどんどん進行すれば上世代の
戦後民主主義やバブル経済で肥え太って
精神を退行させてしまったやつらには決して生み出せなかった、
厳しさと誠実さと優しさを持った表現が現れ出てくるだろう」などとも考えていた。
これも今となっては修正したい考えだ。

なので、911FANTASIAは「過去の自分への戒め」として作った部分が大きい。
罰ゲーム。ペナルティのようなもの。



でも、気恥ずかしいけど、願いみたいなものだって少しはありました。
かつて音楽が持っていた強さや大きさや優しさや怖さや煌きについて
僕自身の憧れを描き、盤の中に永久に閉じ込めたかった。
自分より若い、才能豊かな方々へのちょっとしたミニ資料として。
(79年生まれにこういうしょうもないヤツがいて
 こういう時代の中でこういう夢を持ってましたよっていうような程度の意味)

わくわくするようなでっかいアルバムを作ってみたかったんだよ。
それが果たせたかどうかはともかくとして、1つだけ手ごたえは得ました。
「音楽は永遠に不滅じゃあ」というまるで長嶋みたいな認識っちゅうか。。
まあ、安い自己満足に過ぎないかもしれないけど。



話が間延びしてすみません。
しかし全然言い切れないわ。
いろんな思いを込めて作ったから一口では言いづらい。。

あの作品が
反米や反グローバリゼーションのような
なにかに「反」するものとは
また少し違った性質のものである事を説明したかったのです。
あれは個人的な反省文のようなものであり、
その結果ぼくのなかの政治性まで「露呈してしまった」という作品であって、
何かを非難する目的で制作されたものではないのです。

唯一カウンターを打ったとすれば、
それは批評性を喪失し安易にPOPS化していく
ここ十数年のアンダーグラウンド音楽シーンに対してでしょうか。
それは、わざとやりました。

音楽の場所は
僕自身ずっと全霊をかけてかかわっている場所ですので
愛情や思いをたくさん持っている分、
少しは批判をしたっていいじゃないか、というのがありました。


うん。
すみません。
書けば書くほど話がややこしくなります。。



Iさんのおっしゃってる事はよくわかるんです。
根っこは同じだから。

G8

主要8ヶ国首脳会議


「すでに何もかもを持っているごく少数の連中」の談合で
世界の重要なことが勝手に決まっていくのは非常に気色悪いこと。



冷戦終焉後、全てが不透明だった90年代。
その前の十年間の膿がワーッと噴出してきた
泥沼のような90年代。

僕が長い長いバッドトリップのアルバム「あめにうたえば」で
こっそりデビューした90年代、
米国主導で急激に進行した新自由主義のグローバル化。

そして2001年。

21世紀。

実体の無いマネーと
お偉い誰かの“帳尻あわせのための殺戮”が
まるで鵺のように徘徊する、異様な世界がやって来ました。

幻覚の維持のために「必ず一定量の誰かが死ななくてはならない」世界。

まぼろしの世界。

弱いものは全員死ね!という世界がやって来た。

ああ。

でも、世界のほとんどは、ずーっと前からこうだったんだろう。
(G8サミットから省かれてしまったような、大部分の場所では)

無限に続く幻。
いつからだろうな、この悪酔いは。
知らない間に食わされちゃった幻覚剤みたいじゃないの。



この通低音の上で僕は、
あめにうたえばの続編として911FANTASIAを作ったよ。

だから、そういう意味では、
北海道でIさんたちと一緒に「反G8」してもいいのかもしれない。

正直、ちっぽけな僕にとって「反G8」は話がでかすぎてリアリティが持てないけど、
G8サミットが今の歪んだ世界のあり方を
大きく象徴する会議なのは間違いないところだもんな。



911FANTASIAを作っている最中、
僕が本当に一番気に入らなかったのはこの法律。

障害者自立支援法。

自立支援とは名ばかりで、
全国の障害を抱えた人たちの息の根を止めてしまう、究極の悪法。

人殺し法案。

「弱いものは全員死ね!」という世界がやって来た事を
本当の意味で僕が痛感したのは、
二十歳の時、レコード会社の大量首切りを見た時でもないし
イラク戦争勃発時でも憲法9条改正の動きに気づいた時でもなく、
株が流行った時やネットカフェ難民の大量発生を知った時でもない。

障害者自立支援法、この法案を知った時。


僕の83歳になる祖父は、戦争を辛うじて生き延びて養護学校を立ち上げたんだけど
2005年だったかな、この法案が参議院本会議を通過しかかっていた時、こう言っていた。

「命と引き換えにしても、これだけは止めたい。
 お爺ちゃんにとってこれは、2度目の戦争なんだよ」


しかしそれは施行されてしまった。

日本は、人殺しを決めたのだ。


「すでに何もかもを持っているわずかな連中」の談合で
世界のことが勝手に決まっていくのは気色の悪いことだ。

そいつらに目と耳が付いてるとは限らない。


僕はまだ反G8についてのりきれてないけど、札幌に行ってみることにした。


ともかく場に触れれば何らかの勉強にはなると思う。

日本のシンガーソングライター(レベル・ミュージシャン)は1970年、
あるいは
あさま山荘事件などが起きた72年以降、
トラウマティックに政治との接点を絶ってきた。
これは欧米のフラワームーブメントもほぼ同じ。
ウッドストックの頃のポップカルチャーが持っていた
「音楽で世界を変えられる」という巨大なファンタジーは
一夜にして
「世界的な笑い話」に変わったのだ。
(当時のミュージシャンの気持ちは痛いほどわかるが)
そのことをもっと色んな角度から眺めたい。

歌が持つあらゆる可能性を自分なりに考えながら年取りたいなーと。
ただそう思ってます。
posted by TAVITO at 19:41| 東京 ☁| ★911ファンタジア★ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月21日

明日のスペシャFREAK OUT!に

logo.gif

明日
スペースシャワーTVの
ナイスな番組
FREAK OUT!」で
僕の
ヒミツを
さらけだすことに
なりました。
観て下さい。

しかも
911FANTASIA
予告編映像まで
作って頂きました!

http://jp.youtube.com/watch?v=awnUrCmkFNA

長らくPV的なものを作る機会が持てなかったので、
ほんとに感激でした。

mini911.jpg


911FANTASIAは
音波のみで長尺の物語を描いた作品で、
みんなの中にそれぞれの登場人物、
お爺ちゃんや孫を
思い描いてもらえたらなあと思っていました。
このFREAK OUT!チームが描いて下さった
お爺ちゃんと孫を見て僕は、
911FANTASIAが
非常に恵まれた形で
自分の手から離れたなあと感じました。

今これを読んで下さっているお客さんも、
もしお祖父ちゃんと孫のイメージがあったら
落書きして送ってくれよー。



初回放送
2/22(金)21:00〜22:00

リピート
2/28(木)24:00〜 
3/8(土)26:00〜
posted by TAVITO at 02:37| 東京 ☀| ★911ファンタジア★ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月12日

小僧っ子の尻ぬぐい

hatabou.jpg

目の前に小僧っ子がいる。

小僧と言っても、年下をさしていない。
それは30代だったり40代だったりする。

彼らは言う。
ボクたち(彼らと七尾)の問題意識は同じだと。
ポップカルチャーは衰弱していると。
劣化しているのだと。

今の10代や20代の若者が、劣化しているのだそうだ。

でも、
七尾旅人は
自分らの世代と同じ、
純正のポップカルチャーの系譜にいるのだと、
認めてくれるそうなのだ。

911FANTASIAが思いのほか良かったからだそうだ。

彼らは言う。
ほら、良い作品を作れば、
音楽雑誌だってちゃんと取材に来てくれるじゃないか、と。

自分は人生を楽しむのが不得手なタイプではある。
でもこの時ばかりは、ふきだすのをこらえるので必死だった。。
本当に笑わせてくれる。
お前らがこの10年、何をしたというのだ?
たった1つでよいから教えてほしい。
端的に言って、はしゃいでいただけでは?

俺の過去作品、
いや、まあ、自分はともかく、

人間、音楽、そんなに甘くねえよ。

ただ厚顔だというだけで、人生がそこまで明るくなるなんて。
なんてエコロジカルな精神構造なんだ。。

あどけなく、舌足らずなおじさんたち。
劣化があったとしたら、その終着点にいるのが彼らかもしれない。


若い人達は少しも劣化などしていない。
重苦しい時代を、精一杯生きようとしている。

まちがいなく人間は、音楽は、巻き返す。

うん、巻き返さなければならない。

壮大な尻ぬぐいの始まりだ。。。



〜追記〜

911FANTASIA完成以来
いろんなことに忙殺されてたし、
実はすでに次作に取り掛かっているので
なんとなく放ってましたが、
何らかの形であのアルバムについて
補足をした方が良いのかなという気もしてきています。
なぜ作り始め、あのような構造を持つに至ったか。

mini911.jpg

例えば、さわりだけ言うと、
あの「歌と音と語りによるメタ・フィクショナルな年代記」という作品構造は、
2004年、911FANTASIA制作開始時に
既存の音楽メディアを一切あてに出来なかった自分が
サイトなどを介してお客さんとコミュニケーションをはかりながら、
(つまりネットを介して「個」がメディア化し得る事態に救われながら)
宇宙のメディアとしての「人類」、そして
数万年の歴史を誇る「人類最古のメディア」としての「歌」を、
一から捉えなおすとこから出発してます。

そして、「劣化」の問題。
この場合、劣化から「飽和」に言い換えた方が正確かもしれません。
「ポップ・カルチャー」の飽和にとどまらず、
20世紀終盤から、
「近代」の飽和と終焉に伴なって沸き起こって来ている諸相を、
いかにして超克していくか。
それはあの作品の根幹をなす最大のテーマであり、
1stアルバムの「雨に歌えば」以来、一貫したものです。


年内は作曲とLIVEにかまける予定だけど、
年明けあたりに何かしたいと思います。
posted by TAVITO at 11:20| 東京 ☀| ★911ファンタジア★ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月11日

911FANTASIA、本日、発売です

911FANTASIA.JPG

ようやく発売です。

今日に至るまで支えて下さって、本当に有り難う。

完成から今日まで、
宣伝などで忙殺されていたのもあったけど、それ以前に、
まずはお客さんに聴いて頂いてからと思って、
アルバムの事、なるべく書かずに来ました。

初期から聴いて下さっている方にとってはきっと懐かしい
あるメロディで幕を開ける今作に関して、
自分は取材などで
「七尾旅人、第一期終了」という言い方をしています。

手堅さと目配せが何より重要視される、
老境の、黄昏の音楽界です。
これほど無様な失敗を繰り返してきたミュージシャンも、
きょうび珍しいでしょう。
大切なつぼみを枯らせてばかりでしたが、
10年目にしてようやく
1つめの花を見つけることが出来ました。

根はひとつ、元のままです。
それは相変わらずこの地盤に、私たちの場所に、
致命的な深さで食い込んでいる。

はたして自分は、10年前の約束をはたせるでしょうか。

少なからず不安を抱えながらも、今、嬉しい。

今日まで音楽に携われた事を感謝します。


※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・


911以降の世界に確かな明かりが灯り、
未来の音楽家たる子供たち
ちいさな彼ら
音楽にまんまと騙されてくれますように

音楽
君のためにそれはあります

音楽

音楽
音楽

音楽

 音楽!

それほど

素晴らしいものがあるか?

あるんだったら

見せてみろ

俺の目の前に

持って来い



音楽!

何の才能も無い
何も無い
音楽など無縁の
ただのくずだった自分でさえ
まんまと
それに騙されたように


怒りと猜疑心で凝り固まった化け物さえ
まんまとそれに騙され、涙を流したように


もっともっと素晴らしい人たちが

これからも

未来永劫

音楽を支え愛し

育て続けてくれるでしょう

夕べ、そんな夢をみたよ。



2007,9,11 七尾旅人
posted by TAVITO at 04:22| 東京 ☀| ★911ファンタジア★ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月28日

ありがとう

ヤンキーサマー.JPG

江ノ島まで足を運んでくれて本当に有り難う。
予感したとおりだったよ。
皆さんの顔を見たらようやく、俺の夏が始まりました。
と言っても、実際の夏はピークを過ぎたみたいだね。(東京では)
ここ数日、気候が和らいで、風の匂いが変わりつつある。
秋が楽しみです。

アルバム完成から≪歌の事故≫に至るまでの数日、
自分で考えてたよりも疲弊してたみたいだ。
いま、力が湧き出してくるような感覚に驚いてる。
お客さんに頂いた元気、音符になって跳ねています。

この3年間、夢の中まで911FANTASIA一色だった。
毎朝叫んで跳ね起きる感じだったから妻にも申し訳なかった。
あらゆることをないがしろにしてきた。
まずは部屋の片づけから始めようと思う。
楽器や資料で、むちゃくちゃな状態だ。
3枚組というのはけっこう負荷が高かったらしく、機材も壊れまくった。
少しずつ治していかなくては仕事がままならない。

あ、真っ先にメール返信をしなきゃ!
ありえない。
最大では数年も返事を待たせてしまっている。
まあ、僕の事など覚えてないかもしれないけど、
申し訳ない気持ちでいっぱいだ。せっかく下さったのに。
いつも考えすぎて書き上げられないのだ。
失語症めいた時期も長かった。
や、言い訳はやめよう。人としてアウト以前だったな。。

どっか静かな場所で
これまでを一回見つめ直したいなとも思う。
そして次にやるべき事を見極めたい。
実際はまだまだアルバム宣伝期間なので、
何処へなりとというわけにはいかないが。

帰省もしたい。
妹と弟の事をよく考える。
まあ上京して以来、兄弟については毎日あれこれ思うけど、
いま録音も終わったし尚更。
3〜4年前に帰って以来会えてない。
元気でやっているかな。

先日「カネが無いのじゃ〜ワッハッハ」と書いた時、
妹から手紙と1万円が送られてきて大変驚いた。
あまりめったな事書くもんじゃないな。
その気持ちと、それから、行動様式というか、
小さかったはずの妹が大人みたいな事するようになった事が
びっくりで嬉しかったけど、流石に使えないから、
部屋に飾ってある。


〜追記〜
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KOHO/automail/sun_form3.htm
このサイトを見てみて。
いま、毎日約2分ずつ昼が短くなっていってるのが判るよ。
今日は昨日より短いんだ。
夏っていうのはなんともイトオシイですな。
こうして数字で確認するのも、少しだけ面白い。
posted by TAVITO at 10:13| 東京 ☀| ★911ファンタジア★ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月25日

911FANTASIAのページ

911FANTASIA.JPG

http://www.tavito.net/へジャンプしてみて下さい。
TAVITO.NETスタッフが
911FANTASIAの特設ページを作ってくれました。
まだプロトタイプ。生まれたてですが、
これからどんどん充実していくと思います。
変化があったらまたお伝えします。
(ポップアップをブロックされてる方はそれを解除するか
もしくは扉絵の左上、911fantasiaジャケを押してみて下さい。)

それから、こちらTAVITO.NET内の広報ページ「お知ら星」に
メディア掲載情報が随時UPされてます。
http://tavito.net/North/News/news.html
インタビューやレビューなどです。


さて、明日はいよいよ江ノ島≪歌の事故≫
俺にとっての夏は
皆さんと顔をあわせた瞬間から始まるのだー。
posted by TAVITO at 21:42| 東京 ☁| ★911ファンタジア★ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月12日

ブログでアルバム完成を御報せして以降、
久しく会えてない友人達から、
ねぎらいのメールを頂いてますが、
まだ1つもお返事できていません。
申し訳ないです。

一通一通が、お守りのように自分を支えてくれています。

電話もろくに返せていません。
ごめんなさい。
もうしばしお時間下さい。
posted by TAVITO at 18:08| 東京 ☁| ★911ファンタジア★ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月04日

現状

苗場ではありがとう。
フジ前日の夜
911fantasiaがぎりぎりで完成を見て、
翌朝、直行。
車の中で久々にアコギをにぎって
出来うる限り準備しようとしたけど
あ、今度ばかりはヤバイかもと思った。
疲労からか珍しく乗り物酔いになってしまって。

結果、あんな風に良い時間に出来たのは
集まってくれた皆と
スタッフの尽力のお陰です。
みなさん本当に有り難う。

まさかお客さんがフジに出演してしまうなんて!
ちょっと楽しかったね、あれは。
フジ出演客第一号のヒロシくん、
良いギターを弾いてくれてありがとうな。
ほとんどロックスターだったよ。
君にかなうアクトが他に居ただろうか?
いかしてた、ヒロシ。

その後はホテルにこもって
ジャケットの素材を最終調整していたからあまり遊べなかったけど、
友達のライブだけはちょこちょこ観た。
皆すげー良かった。

今回ロックフェスが少し好きになったよ。
会場に居るお客さんを見てて気づいたんだけど
この祭りは地方の音楽好きの子らにとってもの凄く大事なものなんだなと思った。
普段ライブをこまかく観れない土地で音楽を愛し続けてるキッズにとって
年に一度国内外のロックアーティストが勢揃いするこのフェスは
数万円かかろうともリーズナブルなわけだ。

そんなこと思いながら
ちまちまと文字直ししてた。
で、ジャケも一昨日無事に入稿。

そして昨日は撮影で、久々に写真家の大橋仁さんに会えた。
仁さんは僕にとって
国府達矢とならんで
古い、初期からの仲間であり、まるで兄のような、とにかく大事な人で、
何を作ろうとしているか、常に気になる人。
大橋仁の才能についてブログ8年分くらい言いたいことはあるのだが
思えば仁さんについてほとんど何かを言ったり書いたりしてこなかった。
他のどこにも見出す事が出来ないもの。
僕がその瞬間にどうしても欲しい、
血を肉を骨を全て捨ててでも欲しいものだけを
仁さんはなぜだか撮り続けるので、
言葉を失ってしまうのだ。
99年の出会い以来、大橋仁という作り手が存在する事を忘れた日は無い。

音を終えて苗場終えてジャケ制作終えて
よろよろの状態で仁さんと再会するのは
まるで家に帰るようで、
とても良かった。


そして今日、いきなり一日空いた。
OFFなのだが
どうも休みらしく出来ない。


出来上がったものを聴いてみようかな。
posted by TAVITO at 19:33| 東京 🌁| ★911ファンタジア★ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月27日

完成

911fantasia


完成しました。
posted by TAVITO at 19:57| 東京 ☀| ★911ファンタジア★ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

誤報のお詫び

すみません、完成ではなかった。
マスターに謎の不備があった。
無限にトラブルが湧き出してくる。
底無し沼だー。

想像をどんどん超えてくる何かがあって、翻弄されています。

でも、いまが最後のデッドライン。

何があっても今日中に完成させます。

発売日は9月11日。

3枚組アルバムになりました。
posted by TAVITO at 17:23| 東京 ☀| ★911ファンタジア★ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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