2006年12月20日

イラクの女の子

「ブログって?」
という問いに対して
一つ目の答えになり得るブログを見つけてしまった!と
先日書きました。
今ちょっと時間が出来たので大急ぎで紹介させてもらいます。

ここに、イラクの女の子が書き続けているブログ、
「バグダッド・バーニング」があります。
http://www.geocities.jp/riverbendblog/

たぶん俺と同い年くらいなんですけど非常に明晰な方です。
イラン・イラク戦争、湾岸戦争、そして今回と、
3つの戦争を体験しているからでしょうか。

2003年のバグダッド陥落直後から始まるこのブログ、
嘘と歪曲まみれのマスコミ報道からは絶対に見えない
占領下のイラクの実態がつぶさにわかります。

これ以上意味深いサイトはこれまで一度も見た事が無い。
ブログという仕組み自体が
この瞬間のために有ったのじゃないかとさえ思った。
つまり、搾取のための侵略戦争の一部始終が
民間の手(例えば普通の女の子)によって「自然に」暴かれ、
世界中の誰もと共有されるために。

これは凄い事です。

僕達は歌うことが出来る。
そして僕達は聴く事が出来る。
発する事が出来、受け入れる事が出来る。
僕達が望みさえすれば、僕達は冷静で居られる。
僕達が望みさえすれば、僕達は麻痺から逃れられる。
僕達が望みさえすれば、僕達は君を愛する事が出来る。
そしていつか、戦争を完全に根絶する事が出来る。
そんな夢を見てしまった。

興味のない方も、ぜひぜひ読んでみて欲しいです。
これは古びた史実ではない、リアルタイムで進行中の戦時日記。
「非日常を日常として生きざるを得ない」女の子の告発なので
当然読むのにしんどい部分もあるかと思いますが、
そんな日常からふとした弾みに湧き起こってくる
小さな喜びや笑いは、
世界中のどんなコメディよりも心をあたたかくしてくれます。
これほどの惨状の中からさえ、
人間の凄み、面白さ、美しさは立ち上がってくる。
僕を奥底から元気にしてくれるのは、こういうものだけです。
生ぬるいものに囲まれて、飽き飽きして、
でもそろそろ耳にしたかった音楽が、ここにはある。

僕には遠かったイラクの街や人々が、
このブログのおかげで思い描けるようになった。
イラクの人々が大好きになった。


〜追記〜
このブログは
日本語翻訳し続けている有志の方々によって、本にもなってます。
PCよりこっちの方が目が疲れなくて読み易いです。
売り上げ金はイラク支援に使われるそうです。
画像を押すと通販ページに飛ぶよ。

バグダッドバーニング.jpg

バグダッドバーニング2.jpg
posted by TAVITO at 14:09| 東京 ☁| ★911ファンタジア★ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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