2006年11月28日

戦争中毒

先日書いた
『核兵器なんていらない』という記事上
「アメリカの殺戮」という言い回しを安易に使ってしまい、
少し後悔しています。
アメリカ兵や民衆の多くが殺人大好きみたいな印象に読めてしまったら
それは誤りだし、申し訳ないので。

うまく説明する知識や力量や時間が今の僕には無いので、
この本をお奨めしたいと思います。
ジョエル・アンドレアスさんというアメリカ人が書いた漫画で、
すごく読み易くて、ウィットに富んでいて、切実で、
気に入っています。

(画像を押すと通販ページまで飛びます。)

Addicted to War.JPG

アメリカの政財界が志向する
自国に都合の良いグローバリゼーションと
それを成り立たせるためにぜひとも必要な「戦争」が
どのように行われて来たか。
主要マスコミを軍需産業の一部に取り込み広報役とし、
自己を美化し、他者を怪物化する扇情的な記事や番組で
実体なき「恐怖」を蔓延させ
「憎悪の操作」をし、
次第に視聴者を麻痺させて世論を血の方角に向ける。
そして戦争が始まり
政財界は大儲けするわけですが
はてしない軍拡の結果
どれだけ一般の人々の生活が圧迫されてきたか。
毎年の高い税金のほとんどは、
人殺しの費用に使われてしまうのです。

アメリカという格差社会における
移民などの貧困層は、
彼らから順に戦地に送り出される事を受け入れねばなりません。
「就職や進学のかすかな手掛かり」として
口車に乗せられ入隊し、
戦場でアメリカ兵として犬死にしていってるのは
ほとんどが黒人やその他の有色人種、移民の人たちです。
「志願制」だからといって安心は出来ません。
戦局が悪化すれば、兵士の補充を求めて
「徴兵」が始まります。
モハメド・アリなんかはこの不条理な殺戮への参加要請を拒否した事で
ヘビー級王座を剥奪され出場停止処分を受け、
奇跡の復帰まで数年を要しました。

Ali.jpg

今の日本の政財界は
政治×経済×軍事のあり方において
アメリカと利害を共有して一体化し、
そのミニチュアになる事を志向しているのではと感じます。

マスコミでは拉致や核問題で北朝鮮をことさらに脅威化し
「憎悪の操作」に勤しむ反面、
その反作用のようにしてどうでもよいニュース、
例えば野菜(大根)を英雄化したりして馬鹿騒ぎしまくってて、
その間にこっそりと、ある方向性を持った
無茶な法案がどんどん可決されてってますよね。

ちょうど那覇にいる時、びっくりしたんだけど、
政府がNHKに「北朝鮮関係のニュースの比重を多くするよう」
命令してたっていう記事を見たよ。沖縄タイムズで。

自衛隊の定義づけも大いに揺らぐ中、
格差はどんどん拡がり、兵隊予備軍が産み落とされつつあります。


アメリカと日本ではそもそもの国の成り立ちは全然違います。
それでも今アメリカの戦争のカラクリを知ることで
一つなにがしかの免疫を持てるかもしれないと
僕は思ってます。

日本はほんまに素敵な国なのですから
好き勝手に操られて
間違った方向に進むのは勘弁ですよね。
祖父母が命がけで守ってくれたものを足場にして、
ありえない発明がしたいですよね。
世界中から戦争がなくなってしまうような。



〜追記〜

それから今ぜひ知りたいのは
北朝鮮人民の素顔です。
金正日はたしかに日本人の僕から見れば、おかしい。
考え方にしても髪型にしても。
でも何も知らせられずに
辛い暮らしを強いられている人民の人たちは、どうなのでしょう。
会って話して、歌ったりもしてみたいよな実際。
その場合どんな歌が良いのかなと
想像してみたりしてます。
posted by TAVITO at 22:42| 東京 🌁| ★911ファンタジア★ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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