2010年02月06日

コピーについて (随時、追加されます)

●コピーについて 2/1のツイートから抜粋


以下は独り言みたいなもんです。 どうしても、もやもやするので、つぶやいておきます。

ヒップホップもハウスも非合法的だったから面白いっていう部分があったんじゃないかな。それは(既存の)世界を新しく解釈し直す方法で満ち満ちていた。 これまでの世界、法とは、(どこかで)衝突し合ってしまう、新しい価値だったわけだ。

youtubeやニコ動やUstのブート感覚も然り。 21世紀。あらゆる時と場所からあらゆる階層の人々によって膨大な情報が解釈し直される、新しい時代に入ったわけだ。

このツイッターもそうだ。ここでは「RT」という概念によって事前許諾なしのコピー&増殖が推奨されており、面白さの核となっている。 既成のキャラに成り代わるbotなんてのもあり、とても楽しい。

そうやって人々は今、無意識に、情報との新しい付き合い方を模索しているのだと思う。 DJカルチャーはそういう時代を早く(70年代?)から予見した、大切な文化。

Rに焼いた手作りのMIXCD買うのも好きだし、マッシュアップ等えげつないリミックスの数々、本番直前にレコ屋で掘ってきたばかりのヴァイナルや、権利機構が上手く機能してなさそうな貧しい国のマニアックな盤だってどんどん掛けてほしい1人の客としては、

Ustにしてもクラブにしても「事前許諾DJ」ばかりになったらパーティーがつまらなくなる(というか死ぬ)と思い、先日は微妙な立場(弾き語り歌手)から反論を試みていたが

当のクラブ系の方が漠然と感動したり高橋さんにメッセージしてみたりしているのを散見し、けっこう愕然とした。もちろん立場を超えて皆でピースフルに生きるってのは素晴らしい事だろう…。俺も作業が一段落したら健太郎さんと電話して、最後はきっと仲良くなれそうな気がしてる。

でも本当に仲良くなろうと思ったらお互いの大切なものも晒し合う事になるから、少しの衝突は避けがたかったりするよな。 今だにちょっと胸が痛い。皆どうしてくつもりなんだろ…。 まあ何が起きてもパーティーは続いていく。それは間違いない。俺は今日もアコギ持って歌うよ。 

さてさて。 作り続けよう。 今日は楽曲Kの仕上げ。


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●コピーについて 2/2のツイートから抜粋


非合法的だから面白いのではなくて、面白いことやったらたまたま非合法的だったのでは?という御指摘を受けました。僕も全くそのつもりで書いてます。言葉ベタでごめんなさい…。

時代を揺るがすような面白いアイデアやムーブメントが現行の法とぶつかりがちなのはどうしてなんだろ。引き続き考えよう。 



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●コピーについて 2/4のツイートから抜粋


〒ポストに高橋健太郎さんからメッセージがあったようだが、すぐには読めない。今作り続けてる。貯めた金や日数が尽きる前に遅れた作業を挽回しなくてはならないのだ。後日ゆっくり読む。ていうか電話しますね。そもそも一昨日のポストは健太郎さん宛てじゃない。

音楽界の仲間に対して、何か、悲しみのようなものを持ってしまって、日がたってもぬぐえず深まる一方だったので、ついつい、独り言のように出てきてしまった。 もう2度と書かない。 

とにかくもう音楽に集中したい。 最後に1つ言うべき事があるとすればなんだろう。

なぜ俺がまつきくんを擁護したかというと、「自売」にせよ「ラジオ」にせよ、そこに横たわっている幾つかの問題が、彼1人に背負わせて、彼1人を生贄にして済むような類のものではなかったからだ。 これからの世界を生きようとする誰にとっても他人事ではない話だと思った。

で、今の彼のことは、同業者(音楽家)しか擁護し得ないだろうと思った。なのでその奇妙にゆがんだ場に加わった。作業を中断し言葉を弄する事となってしまったが、少なくとも、彼と、彼の生き方に不当に付与されかかっていた負のイメージは払拭したいと思った。それは達成できたと思う。

で、対話中に思った事は色々あるが、俺の中で一貫して残り続けたのはこれ。 (youtubeやUst、文章のコピペ等も含む、広義の意味での)「コピー」という現象について、みんなで定義し直さないといけないんじゃないかってこと。

2010年の今俺たちの目の前にある「コピー」って言葉は、10年前、20年前のそれとは大きく変質してしまってるんだよ。 

これは、全音楽人、全作り手、全ユーザー、それだけでなく、パソコンやiPHONEのような新しいアイテムがもたらす快楽を享受する可能性がある全ての人、あえて大げさに言えば全人類が直面している現実。 素晴らしい発明がもたらした功罪のうちの、罪の部分だよね。

この問題は難しいね。俺は(完璧ではないが)基本的には著作権を守って生きてるつもりだが、今回UstやYoutubeなどの現状を否定しきれず、肯定的なスタンスを取ったが、一部からは「著作権をどうでも良いと思ってるのか。著作権を馬鹿にしてクールぶってるのか!」などの非難を受けた。

なわけないだろ。あまりに的外れで声も出なかった。 この数年で、俺の動画だってどれだけ無断UPされてるか。最初に発見した時は凄い違和感だったよ。それを肯定的に受け止められるようになるには、それなりに掛かった。今ではすごくポジティヴに捉えられているが。

また始末が悪いのが、自分自身が権利を侵してる意識の希薄な人間に限って非難してくる。他人の写真や、固有名まで無断使用して、youtubeやコピペだって大好き。それでまつきは責められないだろ。

要するに、老若男女、今を生きるみーんな。良くも悪くも、皆、ゆるくなっちゃってるんだって。どいつもこいつもコピー祭りの只中に居るんだよ、今。 デジタル情報の取り扱いが極めて簡便になり、「コピー」という言葉の意味が変質したからだ。

それに気づいた上でじっくり熟考しないと、人ばっか責めてても始まらんぜ。ちまちました揚げ足取りから一体何が生まれる?誰が悪い、とかじゃなくて、それぞれで、じっくり考えたらいいんだよ。

個人的に、俺は、著作権は厳守されるべきだと思ってるが、「新しい創造の可能性」を妨げる場合は、ケースバイケースで、ある程度制限されるべきとも思ってる。何か新しい流れが萎縮してしまうとまずい。大局的に見て、音楽が良くなる方向へ、徐々に変化していくべきだと思ってる。 

どう変化していくべきかは、本当にたくさんの人間の声を集めないと、見えて来ないだろう。 そういうような動きがあれば生産的で素晴らしいと思うが、誰かが音楽への思いを綴ったら、それに枝葉的で低レベルなつまらんちゃちゃが入って、っていう繰り返しはただの時間の無駄。

俺個人としては、作り手としての実践の中で、あるいは1音楽ファンとして、これまで同様に、じっくりと、考えていくつもり。  さて、作曲に戻ります。  


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●コピーについて 2/4のツイートから抜粋 (2)


どうやらコピーには嬉しいのと、嬉しくないのがあるようだ。笑 これは嬉しい一例。 RT @bjc_tmge ROLLIN' http://bit.ly/BAl4e こうして貼り付けた音源さえもコピーだということ。でも、一度体験したものがない世界って想像できなくなる。 5:24 AM Feb 4th from web

これも嬉しいコピー。 しっかしタラちゃんより登場頻度が高いのは何でや?  RT @sazae3_bot さ〜て、来週のサザエさんは?「バル、音楽の水」「carshume、来週でサム」「valettainsuf、七尾旅人まで岡村靖幸」の三本です。来週もまた見てくださいね! 5:26 AM Feb 4th from web


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●コピーについて 2/6のツイートから抜粋


今日も良い作業が出来たぜ! しかし全身が痛てー。

パーマンに出てくるコピーロボット!あれがあればなあ…。EDITや作詞や資金繰りや告知や杉山君とのやり取り等々、負荷の高い作業はそいつに任せ、僕は作曲とライブだけやる!そして家に帰ってきてからおでことおでこをチョンと合わせればお互いの体験が共有されるわけ。

やっぱ昭和の漫画だからか、牧歌的というか、すごくアナログでずっしりとして温かな「コピー」観があるな。 今の漫画家さんが「コピー」を主題にしたら、もっと無機的でグロテスクなものになりそうだもんね。

30年程前「コピー」は高級ビデオデッキやコピー機やサンプラー(最初期には家が買えるくらいの高額だった)を持ってる富裕層だけの特権だったが、現在では誰もが日常的に行使する力となった。まさに生活の一部。

しかも前述のメディアと違って「全く同一のものを、無限に複製できる」。 まるでヒトという生き物に新たな基礎能力が備わったかのようだ。

マコーレ・カルキンが朝一につぶやいた言葉を、即座に友人全員にBCCメール送信なんてのも、一瞬で可能…。

冗談はさておき、例えば、ハイチの地震の件でも皆が多用している。 「コピー」についてはヒステリックにならず、真摯な気持ちでその功罪の両面を見つめて行くしかない。

ちなみにマコーレはもうツイッターやめちゃったらしい。なんか彼をフォローすると、本人からDMが届くんだって。その内容は「@マイケルジャクソンAマコーレカルキンBマイケル&マコーレ、どれが一番素敵?」っていうアンケートなんだって。で、集計結果を見ると、Aが0%だったそうな…。

それでマコーレ腹立ててアカウント削除したらしい。そんなんやったら聞かなきゃいいのに。普段からつぶやきに4文字言葉を多用したりして相当不安定だったようだ。 まあ今書いたことは全て人から又聞きした事なので、実際のところはわからない。

マコーレ・カルキンと杉山と千住宗臣くんが同い年だって事を思い出すと80年代生まれ世代の新たなるコピー観が仄見えてくるな…。(3人とも俺の1歳下) 

っていうか最近90年代生まれのやつともよく会う。「新種のコピー」しか見てない子たち。彼らが「コピー」をどう捉えているかじっくり聞きたい。考えただけでわくわくするね。


RT @shimokawakun 僕も平成生まれで歌を歌ってますがここ最近ツイッターでコピーに対する考えが変わりました。これから僕らの世代が直面する問題について、とてもポジティブに考えてます。何度も問題に直面して進化していく姿を体験できるはずだと思うとうれしいです。たのしい。

平成生まれの方から即座にレス頂けて嬉しい。ツイッター始めてみて良かったって思う瞬間だよね。 @shimokawakunくんのメッセージ読んだらびっくりするくらい力が湧いて、うきうきして、この先がますます楽しみになってきた!!


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●コピーについて 2/6のツイートから抜粋(2)


◇zengyou @tavito_net コピーはとても便利だけど、一時的なものというか、一生ものという感覚はありませんね。ものの価値を軽くしている印象も否めませんがやっぱり便利。ローリンのアナログをゲットしたのは、一生ものにしたいという感覚です(^^)


. @zengyou アナログGET有難うございます!まさに僕も雪山さんと似たコピー観を持ってます。でも今小学生くらいの子が今後どういうコピー観を持つか興味しんしんです。反動から「写経」が流行ったりして。めっちゃ能動的なコピーとしての写経…。(つまらぬ冗談を言いましてすみません)

. @zengyou こないだは他力のお話有難うございました。毎日よく反芻してます。ああいう「コピーし切れない価値」が、逆にどんどん鮮明になっていく時代が来る気がしてます。今の若い子と話してると、すごく聡明で冷静な子が多いと感じるのです。日本が見事に傾いてるからでしょうか。

. @zengyou これから日本人は、何か非常に豊かな段階に入っていくような気がしてなりません。 自分も音楽の末席を汚す者として精一杯やろうと思ってます。 ところで本堂からのUst DJはやっぱ難しいですか?楽しみに待ってますよ♪

. @zengyou いえ!法話までは考えに有りませんでした。富山で演奏させて頂いた後、打ち上げの場での雪山さんのDJ姿が鮮烈だったもので。しかしDJされながら同時に法話って、もし実現したらすごいですね…。ぜひ拝見したいです。

. @zengyou 現時点では「コピー」は物事を(例えば音楽の価値を)悪い意味でどんどん軽くしていってるように見えていますが、でも本当の成熟に至るための良い機会というか、今のこの段階を経て、必ず新しい価値体系が生まれてくると思うんです。 

. @zengyou おつとめ中にごめんなさい!思いがけずお話できて楽しかったです♪ 今年はまたお会いできたら嬉しいです!失礼致しました。

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●コピーについて 2/9のツイートから抜粋


Plastics - COPY #1 http://bit.ly/6Wdkdp  素晴らしく予見的な歌だが、1980のコピーはこんなにもPOPで特別。 2010の今を覆い尽くす(良くも悪くも)水や空気のようなコピーとは、少し違う。 3:39 AM Feb 9th from web

コピーコピー/僕らがコピーマシン/コピーコピー/流石はコピー/コピーコピー/輝けコピー/コピーコピー/東京コピータウン 3:40 AM Feb 9th from web
posted by TAVITO at 05:36| 東京 ☀| ★日記★ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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